目の前のトンネルと
向き合い続ける。

技術本部 設計部 セグメント・鋼材設計課(取材当時)
土木系学科
2013年入社

設計の仕事

設計の仕事には製品のサイズや工事にかかる費用の算出など、受注に必要な資料を作成する「基本設計」と、受注後に図面を描きながら製品の設計をする「詳細設計」があります。クライアントが求める製品になるよう、営業と相談をしながらブラッシュアップを重ね、私たちが作成した資料をもとに工場で製品が製造されていきます。

きっかけは「トンネル」の4文字。

高校生のときから、土木や建築の分野に興味を持っていました。土木は公共事業なので、多くの人のため・街全体を考えたものづくり。建築はもう少し、個人に寄り添ったものづくり。どちらもそれぞれの魅力がありますが、大学受験で受かった学科が土木だったのでそちらの道に進みました。大学では、山岳トンネルをつくる際、どう掘っていけば効率がよくなるかという研究をしていました。たまたま行った合同説明会で「トンネル」という文字が見えて立ち寄ったのがジオスターとの出会いです。この4文字が、私とジオスターを引き合わせた感じですね(笑)。共通項がありつつ、セグメントという新しい商材に関われるのがいいなと思いました。

海外で働きたいという思いも強く、ちょうど海外の仕事もこれからやりますよという話を受け、それも大きな決め手でした。大手企業や、すでに海外に進出している企業ですと、ある程度基盤ができたところへ自分も加わることになりますが、ゼロから海外進出を狙っているというのがおもしろいと思いました。

チャンスは必ず訪れる。
8年越しの初納品を経て。

私のキャリアは他の社員と比べると少しイレギュラーかもしれません。通常では入社2,3年目くらいで、小規模案件の設計・納品まで経験するのですが、私はグループ会社の日本製鉄様に出向することとなり、新製品の立ち上げプロジェクトに参加していました。ちょうど会社が海外進出を始めるタイミングと重なってしまったため、残念ながらそちらには参加できませんでしたが、新製品立ち上げに携われる機会もそう多くはないので、若いうちに経験できたのは貴重でしたね。

そんなこんなで、初めて自分の案件を持ったのは入社6年目のときです。着手から2年がかりで、下水トンネルの案件を完納。入社してから数えると、実に8年かかりましたね。やっとひと物件、無事に終えたという達成感に包まれました。自分が設計したトンネルが、今も地下で機能していると考えると、感慨深いです。

設計者としてはここからがスタート地点。海外で働く夢もまだ捨ててはいません。着実に力をつけ、いずれはチャンスを掴みたいと思います。自分のキャリアで考えてみると、もしかすると、今はトンネルを掘り進めている最中なのかもしれません。目の前のトンネルと向き合う毎日。突き進んだ先に、何が待っているのか、楽しみです。

Wonder !ジオスターのココが面白い!

01

昔は図面も
すべて手で引いていた!

図面も計算書もすべて手書きだった時代の話をたまに先輩から聞きますが、今では想像もつかないですね…。その頃に比べると、今では様々なシステムを駆使して仕事をしているので、だいぶ楽になっていると思います。多少大変なことがあっても弱音は吐けないです(笑)。

02

海外でも、シールド工法の
普及が進んでいる!

ジオスターのセグメントは主に「シールド工法」と呼ばれるトンネルの工法で使われます。ここ数年で、海外でもこの工法が盛んになってきているので、まだまだ海外進出の可能性は残っていると思っています。

1日の流れ

AM
メールの確認対応
営業からの設計依頼対応(設計計算)
PM
昼食(社内でお弁当を食べることが多いです)
部署の定例ミーティング
午前中の設計検討に基づく図面作図作業、営業と打ち合わせ
翌日行う業務内容の整理

Message !

入社前に得られる情報と入社してからのギャップは、誰にでも少なからずあると思います。そのギャップを縮めるためには、実際に働いている社員と話すしかないかなと。ちょっとした疑問点や納得できない点があれば、遠慮せずに聞いて欲しいですね。

ENTRY